『相手を知り、共にわかりあえる社会を目指して』
・点字を使って9回目の挑戦で司法試験に合格した、竹下義樹氏の本「ぶつかってぶつかって」との出会い。
・「迷った時には自分の心が温かいほうを選びなさい」との母の言葉。
・「心」は人と人との間にある。「心を豊かに」というのは、人との関係をたくさん持つこと。
・大胡田さんが弁護士になるまでの本の企画・研修を手掛けた。2011年の大震災直後、計画停電の中で全盲のご夫婦が出産されるの見ていて、二人の生活をまとめたいと思った。
・「身体、知的、精神の障害者間に格差を感じる」というご意見には同感である。健常者の方の誤解がある。知的障害者、精神障害者の雇用が進んでいない。精神障害の方は、優秀で一芸に秀でている人も多い。定期的な服薬をしていれば、何ら変わりなく生活できると思う。
・自分の兄が発達障害、いとこが知的障害。兄の障害に気付けたのは成人してから。父は昭和ヒトケタ生まれで兄を叱責することも多かったが、兄は兄自身でうまく回りとコミュニケーションをとれないことに非常に悩んでいた。家族が理解者であるべきだったのに、今は反省している。一緒になって考えることが何より大事なのではないかと思う。
アンケートより
Q1 今回のフォーラムに参加してのご感想を教えてください。
大変良かった 48件
良かった 5件
普通 0件
良くなかった 0件
記入なし 1件
計回答 54件
Q2このフォーラムに参加して感じたこと、ご意見などをお聞かせください。
・小学生中学生の子供を連れてくるべきでした。「迷った時には自分の心が温かい方を選びなさい」「もう無理だ。と思った時が夢に一番近づいたとき」「心は人と人との間にある」→座右の銘として生きていきたいです。実生活の様子が映像でも見ることができてよかったです。講演と対談の2部構成もよかったです。
・身内にも難病で障害者手帳を持っている方がいます。ついできないことばかりで、まわりの家族も守ることばかりを選択しがちですが、それでも今出来ることをうまく活用して人生を楽しんでほしいと思っています。
・自分では障害者のことを理解していると思っていましたが、知らない、わかっていない苦労を知りました。自分には二人の子供がいますので、家で今日聞いたことを話しようと思います。
・私は障害を持った方たちを見ると、見て見ぬふりをしてしまうが、今日話を聞いて、自分から声をかけるということをしていいきたいと思った。障害者がもっとよく暮らせるような国になっていけばよいと思った。