第4回 地域支援フォーラム

『ユニバーサルな地域つくりを目指して』

日時:平成25年6月8日(土) 午後1:15~3:40

場所:文京シビックセンター スカイホール

参加者:95名

講演

【誰もがあたりまえにはたらける地域を目指して】

~当事者発の地域支援をつくろう~
  明石 徹之氏(川崎市夢見ヶ崎動物公園)

    明石 洋子氏(社会福祉法人あおぞら共生会 副理事長)
対談 

【ふつうにはたらき、あたりまえに暮らす】

~私のくらし~
 明石 洋子氏(社会福祉法人あおぞら共生会 副理事長)

 宮代 隆治氏(障害のある人と援助者でつくる

日本グループホーム学会 副代表)       

主催  共生のための文京地域支援フォーラム実行委員会

共催  文京区
後援  社会福祉法人文京区社会福祉協議会

★「いつもきれいにしてくれてありがとう」と言ってくれるのが、とても嬉しかったです。

★ 働いたお金は僕の好きなものを買ったり、旅行や趣味に使います。

★次の夢は、結婚して「明石徹之ファミリー」を作ることです。

★障害当事者の方から、「同情や哀れみはいらない、正しい理解と支援がほしい!」と教わりました。

★最初から自己決定はできない。幼いうちから「選ぶ」ということをさせておけば、その経験が成長したとき「自己決定」となる。適切かつ十分な支援があれば、重い障害があってもその人なりの自己決定はできる。

★グループホームは、私が地域の中で普通に(一市民として)安心して暮らせる場所であり、そこに程よい支援が備わった場所でもあり、暮らしたいだけ暮らせる場所。

★私の思いが生かされなければ味気ない生活。

明石通信25年8月15日号.pdf
PDFファイル 3.0 MB
明石通信25年1月15日号.pdf
PDFファイル 1.6 MB

アンケートより

Q1 今回のフォーラムに参加してのご感想を教えてください。

大変良かった  36件

良かった    12件

普通       0件

良くなかった   0件

計回答     48件

Q2このフォーラムに参加して感じたこと、ご意見などをお聞かせください。

・障害者をほとんど知らないで生きてきました。今日のお話を伺い、障害者の親としてのご苦労が大変なものだということ、障害者に対する偏見が私を含めて根強くあることを感じました。すべての人が当たり前に人間らしく生きていける事がまだまだ難しい社会なのだと感じました。私自身は身体障害者ですが差別されたことはありませんでした。自分にできることが何かあるかと考えさせられました。

文京区に住む一区民として、障がいをもつ人達と共に隣に住み隣で仕事ができる街づくりをしていけたらと思います。常に関心のある一人でいたいなと思いました。

・初めて参加しましたが、人としての理解をより深めていくことが大切だと思いました。グループホームという箱物ではなく個人個人が大事という言葉がとても印象に残りました。

・「肯定的に生きる」障害のあるなしに関わらず勉強になりました。「赤石通信」を読んでみたいと思いました。ありがとうございました。

・素晴らしいご講演でした。ありがとうございました。否定しない言葉掛けは、大変参考になりました。明石さんのようなバイタリティーはないですが、障害のある子を育てる上で、見習うべき点が多々ありました。グループホームは最近、増えつつあるようですが、文京区内にも、もっと地域の人が入居できる施設が複数あって選べるようになれば良いと思いました。もちろんハードだけではなくソフトや職員さんも、利用者がいきいきと暮らしていける事を重視してサポートしていただき、地域で(親が亡くなっても)生活していけたら良いと願っています。